ゴジラ 列島震撼
−データベース−
−ゲーム仕様−
対応ハード:セガサターン、定価:5800円(税抜)、発売元:セガ、開発元:スカラベ
ジャンル:リアルタイム戦略シミュレーション、プレイ人数:1人、発売日:1995年12月下旬

ゴジラをはじめとする怪獣専門の迎撃チーム、Gフォースの兵器を操作して強大な力を持つ怪獣達と戦うシミュレーションゲーム。
リアルタイム方式の戦略性が高いタイプのゲームで、戦車などの人間兵器と怪獣たちの力の差を再現したゲームとして有名。そのため、力押しでは100%クリア不可能。
実際に映画で使用されたBGMが使用されており、怪獣の鳴き声・SEも本物が使用されているため、臨場感は抜群。怪獣と戦車などの兵器の性能差も映画さながら。
これをやれば、怪獣特撮の自衛隊や防衛軍の気分が味わえること間違いなし。マニアックだけど。
独特の重厚な雰囲気、オリジナルBGMもかなり雰囲気がでている。 初代ゴジラの続きとなるオリジナルストーリーで、平成シリーズがベースだが昭和シリーズの怪獣やストーリーも盛り込まれた内容となっている。実質的には新規ストーリーで、それぞれとは異なる別の世界観というべきストーリーを実現している。
−データベースについて−
ゲーム中で確認出来るステータスと攻略本の情報を元に再編集しています。
またプロフィール部分については基本的にゲーム中の設定などを扱っているので、実際の映画と混同しないように。ゲームオリジナルの設定も多い。

全登場ユニット一覧
Gフォース兵器怪獣
メーサー戦車ゴジラ(弱)
ツインメーサー戦車ゴジラ(強)
ランドモゲラーバーニングゴジラ
61式戦車ゴジラジュニア
74式戦車アンギラス
90式戦車モスラ(幼虫)
155mm自走砲モスラ(成虫)
205mm自走砲ラドン
電磁ネットにせゴジラ(弱)
ハイパワーレーザービーム車にせゴジラ(強)
67式対空ミサイルメカゴジラ
75式対空ミサイルメカゴジラU
ペトリオットガイガン
ヒューイコブラキングギドラ
メーサー攻撃機ビオランテ(進化後)
スーパーXバトラ(幼虫)
スーパーX2バトラ(成虫)
レーダー搭載車スペースゴジラ
車両強化車デストロイア(集合体)
補給車デストロイア(完全体)
護衛艦ファイヤーラドン
駆逐艦ヘドラ
F−1メカゴジラ(G)
F−15戦闘機スーパーメカゴジラ
F−16戦闘機モゲラ(G)
ガルーダ
スターファルコンその他オブジェクト

ステージ攻略
ナンバー作戦名(作戦地域)支援基地発進NPUBGM
ストーリーモード
作戦1「古代怪獣出現」(大阪)不可不可部隊
作戦2「インファント島からの使者」(晴海)不可部隊
作戦3「ロボット怪獣の驚異」(熊本)不可部隊
作戦4「第三惑星人の侵略」(札幌)部隊・怪獣
作戦5「宇宙怪獣の猛威」(名古屋)部隊
作戦6「原発の危機」(青森)部隊・怪獣13
作戦7「魔獣の復活」(横浜)部隊・怪獣11
作戦8「破壊神の光臨」(京都)部隊12
作戦9「オキシジェン・デストロイヤー」(広島)部隊・怪獣14
作戦10「列島震撼」(東京)部隊・怪獣
マップモード
模擬戦闘1「カミナリ平野」(東京)不可部隊
模擬戦闘2「無限橋」(東京)不可なし
模擬戦闘3「編目埠頭」(東京)部隊
模擬戦闘4「囲ヶ丘」(東京)なし
模擬戦闘5「かすみ海峡」(東京)不可なし
模擬戦闘6「晴海埠頭」不可なし
模擬戦闘7「時計塔」(札幌)不可なし
模擬戦闘8「六ヶ所村」(青森)不可なし
模擬戦闘9「西本願寺・東本願寺」(京都)不可不可怪獣10
模擬戦闘10「国会議事堂」(東京)不可なし

アレコレ
このゲーム、アイデア自体はとても良いし素材もいいものが揃っているが、一般的に評価はあまり高くない。
操作性もたしかに決してよいとも言えないが、必要なものはそろっているので特別悪いとまではいえない。

具体的な問題点は、一部のステージが難しすぎることと、全てのステージをあわせても20ステージしかないため、出番が非常に少ない怪獣&兵器があり、非常に勿体ないことなどが大きな欠点。
特にストーリーモードの作戦7に至っては理不尽ともいえる難易度。このステージが特に評価大きく下げているのは確実。どうしてこうなった。
また同ステージで登場の、スーパーメカゴジラはNPUで1ステージのみの登場、しかもイベントで強制破壊されてしまい、ほとんどその活躍を見ることすらできない。

実物のBGM&鳴き声が使用されているものの、容量の都合かある程度短くされている。
登場怪獣は昭和・平成から選りすぐりの怪獣。
登場兵器もなかなかマニア心をくすぐる戦力がそろっているので、もう少し充実していれば・・・と言わざるを得ない勿体ないゲーム。

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