●SFC版キング・オブ・ザ・モンスターズ2登場怪獣(?)紹介●




恐竜型モンスター スーパージオン −SUPER GEON−
HEIGHT:112m WEIGHT:132000t 出:ロシアの地底

かつて白亜紀の恐竜の生き残りであったジオンが、
1996年に勃発したモンスター同士の大災厄で生き残った末の姿。
倒したモンスターを食べ続けることで、細胞を吸収しより強力な体に進化した。
極めて凶暴な性格で、食欲の旺盛さは止まることを知らない。
牙や爪はより鋭さを増し、全身にトゲや角が生えている。口から吐く炎もより強力なものになった。
考古学博士の山本隆博士によりジオノイド科に分類されている。
前作のジオンが生き残りパワーアップした姿。怪獣らしい正統派で、ドラゴンを思わせる姿になっている。
見た目どおりメインの主役はコイツ。
英表記を見ればわかるが、ジオン(GEON)はネオジオ(NEO GEO)からとられている。ガンダムは無関係。そりゃ、ネオジオの名を冠するジオンが生き残るのは必然である(そもそも怪獣らしいモンスターはジオンだけだが)。
SFC版では他の2体は大きな変更があるが、スーパージオンは大きな変更点はないようだ。
3体の中ではパワータイプのキャラで、動きが遅いが攻撃力が高い。
特に投げ技は元々威力が高いため全キャラ最大の破壊力。残念ながら掴みあいに勝って投げをできるかはランダムなので、戦術に組み込めないので活かせないのだが・・・。

ネオジオバトルコロシアムではキングオブモンスターズステージの背景にスーパージオンをモチーフにした骨格が登場。ほぼ見ただけではわからない。主役なのに不遇な扱いだった。
前作Lv1Lv2Lv3
通常技コマンド簡単な説明
ひっかきパンチリーチは短いが出が早く、連打も効く。基本攻撃はコレ。
テールハンマーキックリーチが長く、ダウン中の敵にも当たるが、動作が遅い。
ボディーボールボム左右ジャンプ中パンチ丸まって体当たり。当たった敵をダウンさせやすい。攻撃の要。
必殺背面落とし掴み中パンチ敵を真上に投げ、落ちてきたところを串刺しにする。
投げ技は演出は違うがどちらも威力は同じ。威力が高い。
食いちぎり掴み中キック敵に噛み付いて肉を引きちぎる。
投げ技は演出は違うがどちらも威力は同じ。威力が高い。
必殺技コマンド簡単な説明
ジオソードLv1:チャージ+パンチ伸ばした角を手に持って武器にする。
攻撃を受ける・一定時間たつ・ジャンプする・アイテムをとると失うので、さっさと追加入力で使ってしまいたい。
ジオソード突きジオソード発動中パンチジオソードで突く。リーチがあり出も早いが、さっさと投げてしまいたい。1回突きをして投げれればベスト。
ジオソード投擲ジオソード発動中キックジオソードを正面に投げる。画面端まで飛ぶ。
使用後ジオソード終了。
スネークファイアLv2:チャージ+キック地を這う炎を吐く。発生・速度が早く、ダウン中の敵にも当たる。
威力は高く、アースクエイクと同等。
アースクエイクLv3:チャージ+ジャンプ大きくジャンプして地震を引き起こす。威力が高いが、地面にいない(空中・ジャンプ中)の敵にはダメージを与えられない。
使うタイミングに注意。無敵時間が長く、相手をダウンさせる。



ロボット型モンスター サイバー・ウー −CYBER-WOO−
HEIGHT:90m WEIGHT:180000t 出:中国→日本

1996年に勃発したモンスター同士の戦いの結果、瀕死の状態であったウーを日本政府が回収し、ほとんど完成状態であった軍事ロボットへ組み込んだ結果誕生したモンスター。
日本の目論みでは人間がコントロールできる強力な切り札となる予定であったが、ウーの強い意識が復活し制御コンピュータと研究所を破壊。かつてのウーを凌ぐパワーを経て復活した。
軍事評論家のエイブラハム・トーナによって機械類に分類されている。
前作のウーがパワーアップした姿。正確には瀕死の状態からロボットに脳を移しかえられたわけだが、ゴリラ型ロボットなので強化版である。これはロボットにすることによって、ゲームでのキャラ付けをはっきりさせるためもあるだろう。
だが、SFC版の前作にウーが登場しないため少々わかりにくいになってしまっている。アーケード版などをプレイ済みならともかく、家庭版でしかプレイしたことの無い人にとっては、ビートルマニア、ロッキーのどちらにも似てないので、誰お前状態。これは前作のSFCでウーを削ったのは失敗だったといえる。
SFC版ではLv3必殺技が分離攻撃のデュアルアタックから、ホバリングからのハリケーンアタックに変更されている。
3体の中ではバランスタイプのキャラで、攻撃力・素早さ共にそこそこ。

ネオジオバトルコロシアムではサイバー・ウーをモチーフにしたキャラが登場している。人間大のメカゴリラでプレイアブルキャラという破格の扱いである。尤も、全くの別物ではあるが。またキングオブモンスターズステージの背景に石化した本家サイバー・ウーも出演。結果的に最も扱いが良い。
前作Lv1Lv2Lv3
通常技コマンド簡単な説明
スプリング頭突きパンチ頭部をスプリングで打ち出す。
スイングキックキックリーチは頭突きと同じだが、ダウン中の敵にも当たる。
ヘビーヒップアタック左右ジャンプ中パンチ落下中にヒップアタック。ダウンさせやすい。
ボディーリフト掴み中パンチ相手を頭上に持ち上げ、ジャンプして投げる。
投げ技は演出は違うがどちらも威力は同じ。
誘導ミサイル掴み中キック相手を押さえつけ、背中から放ったミサイルで攻撃する。
投げ技は演出は違うがどちらも威力は同じ。
必殺技コマンド簡単な説明
ロケットパンチLv1:チャージ+パンチ両手をロケット噴射で発射。画面端まで飛ぶ。ダウン中の敵には当たらない。
波動砲Lv2:チャージ+キックキャノン砲に変形してビームを放つ。
ロケットパンチとくらべて、それほど強い印象はない。
ホバーアタックLv3:チャージ+ジャンプホバリングで一定時間空中に浮く。ホバリング中は通常の動作はできないが、下段攻撃は受けない。
ハリケーンアタックホバリング中パンチ回転して攻撃。回転中移動も可能。
持続時間は短いので、積極的に攻撃して暴れまくりたいところ。



ヒーロー型モンスター アトミックガイ −ATOMIC GUY−
HEIGHT:98m WEIGHT:126000t 出:不明

放射能研究の科学者が人体実験で変貌した巨人アストロガイが、モンスター同士の大災厄で生き残った姿。
放射能を好む体質で、その後は各地の原発を襲いその放射能を吸収してさらに巨大化。まるで鎧のような外皮を備えた放射能の申し子となっている。
しかしそのパワーアップはさらに彼から知能を奪ってしまった。得意技はネオジオ光線。
SNKバイオテクノロジー研究所所長のマッチョ田中によりヒューマノイド科に分類されている。
前作のアストロガイが生き残りパワーアップした姿。デザインは正義の超人っぽいけど、設定上はやっぱり凶暴なモンスター。とはいえプレイする分にはウルトラマンなどの正義の超人らしさたっぷりなので、あまり気にしなくて良い。
SFC版ではネオジオ光線が、本来アトミックガイの顔型というインパクトのある演出だったのが、容量などの都合からウルトラマンエースのバーチカルギロチンを思わせる巨大カッターに変更されている。少し残念だがこれはこれでアリ。
3体の中ではスピードタイプのキャラで、攻撃力は低いが動きが素早い。

ネオジオバトルコロシアムでは主人公「ユウキ」の必殺技アナザーダブルアサルトでユウキ&アイが合体してアトミックガイをモチーフにしたキャラ「アトミックガイ・ネオス」に変身できる。見た目も名前もウルトラマンネオス(なぜネオス?)をイメージしているのは明らかだが、アトミックガイとしての再現度が高い。
前作Lv1Lv2Lv3
通常技コマンド簡単な説明
ストレートパンチパンチリーチもそれなりで連打も効く。
アトミックキックキックしゃがみキック。リーチがそこそこで、ダウン中の敵にも当たる。
エルボーセイバー左右ジャンプ中パンチ落下しながらのエルボー。ダウンさせやすいので、ボス相手に。
フロントスープレックス掴み中パンチスープレックスをくらわせる。
投げ技は演出は違うがどちらも威力は同じ。
ハイパー電撃掴み中キック掴んだ相手を電撃でしびれさせる。
投げ技は演出は違うがどちらも威力は同じ。
必殺技コマンド簡単な説明
アトミカッターLv1:チャージ+パンチ頭部のカッターを前方に投げる。カッターはダウン中の敵には当たらない。モチーフはアイスラッガー。
ネオジオ光線Lv2:チャージ+キックマッスルポーズと共に前方に大きなカッターを飛ばす。巨大なカッターなのでダウン中の敵にも当たる。モチーフはバーチカルギロチン。
メガトンサンダーLv3:チャージ+ジャンプ自分を避雷針にして雷を落とす。